僕が人間不信な世界事情〜白黒の双子〜
「なんで、僕たちは生きているんだろうね」
白い君は笑顔で黒い僕に尋ねてきた。だけどその笑顔は悲しく、まるで何かを嫌うような目をしていた。
白い君は外を知らない、だからそんな疑問が浮かぶんだろう。
人嫌いな君だから、そんなことが言えるのだろう。
だけどその質問は、まだ僕には難しすぎるようで答えなんて見つからなかった。
真っ白な君と、汚れ過ぎてしまった僕。
だから今は。
「わからないや」
それしか君に答えられない。
小説だよ((
「なんで、僕たちは生きているんだろうね」
白い君は笑顔で黒い僕に尋ねてきた。だけどその笑顔は悲しく、まるで何かを嫌うような目をしていた。
白い君は外を知らない、だからそんな疑問が浮かぶんだろう。
人嫌いな君だから、そんなことが言えるのだろう。
だけどその質問は、まだ僕には難しすぎるようで答えなんて見つからなかった。
真っ白な君と、汚れ過ぎてしまった僕。
だから今は。
「わからないや」
それしか君に答えられない。
小説だよ((